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(dotnukeからリブログ)
品質を上げるだけでは足りない。そう考えた藤山さんは、ニコニコ動画で人気が出るような工夫をほどこす。ネットは“名前が知られている”存在であることが強い世界。作品以前に、自分自身の名前が知られていなければならない。それは昨今言われる“承認欲求”(他人に認めてほしいという感情)のような甘いものではなかった。自分が有名になれなければ、自分の愛する文化を牽引していけない。
「どれだけ僕が高い思想性を持っていて、作品を作ったり上演会をやっても、注目されなければ意味がない」のだと藤山さんは語る。
「近江商人の、売り手よし・買い手よし・世間よしという『三方よし』の理念です。どれだけ自分が儲けても、相手があまり得をしなければいい商売じゃない。自分とお客が得をしても、世間が喜ばなければ長く続かない。Googleが理念にかかげる『Don’t be Evil』(邪悪になるな)に似ています」。